いつも心は♪～ケ・セラ ・セラ～♪　

　昨日、長男（中3）がアメリカミネソタ州に3週間のサマースクールに旅立ちました。

このところ、毎日思春期VSプレ更年期の対決で少々落ち込んでいました。
この子が旅立つと少しはほっとするのかな～、と思っていたほど、
母子の関係がパサパサしていました。

出発前日なんか最悪の状況で「もうキャンセル料を払ってでも行かせない！！」
と言うほど、いつまでも手際よく準備のできない息子にイライラ、、、

ちょうどその日は彼のクラス担任から彼一人提出物がずっと出されていないとの電話の最後に
「K君は、超マイペース、天才肌、
お母さん、K君の個性をもっと認めてあげて、」
（認めてるけど、下手にでるほうが先生の気持ちも穏やかになるって今までの経験で学んだこと）
「お母さん、私は彼のことは大好きですよ。肝心なことはきっと聞いてくれていると信じています。
でも、時には宇宙人と思うことにしようと思う時があります。」
なんて、先生もかなり彼を受け入れるのに苦労されたと思われるお言葉、（苦笑するしかない）

確かに超マイペース、小さい頃はこれが可愛くて面白くて、とにかく可愛くて・・特にこの子は毎日が発見で子育て楽しかった。しかし、学校へ行くようになると、彼がやりたいこととやるべきことがかけ離れてきて、
そうすると親としてはやらせなきゃってことになる。そうなると、納得せずには動かない（スイッチが入らない）
彼のセルフエステームを大事にしながら・・・良戦苦闘
小1　：　定年前の先生「私も早く教師やめたくなる」と言わせ、私からするとこんなに疲れていてはピカピカ一年生をまかせるのはお互い不幸だな～って感じたっけ・・
小2　：　同じ年の子供を持つ若くてやる気のある先生、彼のいいところを見つけてくれてよく育ててくれた。
小3　：　またまた昔かたぎの先生、「こんなにみんなのペースに従えない子は仲良し学級に行きますか？」と脅され、「いい案だと思います。先生が手に負えないようでしたら、この子を大事に考えてくれる学級がよいと思います。」と私、別に先生に対抗する気でもなんでもなく本当にこの子の個性を大切にしてくれるところならどこでも良いという気持ちがありました。このあと、先生はがんばってくださいました。小1時の先生よりはさっぱりしていて、先生自身にも葛藤があり、本来のかみなり母ちゃんでいいか、と開き直ったのでしょう。私もそれでよいと思いました。　
小4～小6　：　周りの子供達が成長しいろいろ問題を起こし始めるが、息子のスタンスは相も変わらず、その存在に先生方はほっとするのか、逆に信用され、可愛がられるようになってきた気がする。
中1　～現在　：　やはり担任の先生に面白がられるキャラ、「K君はああ見えても席次はよい」とか、「ああ見えても日直の仕事はちゃんとやる」など、必ず褒め言葉の前置詞に「ああ見えても」が付く、頭の中は90％がバスケ、ひょうひょうとして忘れん坊、大人の目からは何を考えているかわからない子、親である私ですら彼の行動が読めない。しかし、ありがたいことにいつも助けてくれる頼りがいのある友達がいる。今回のミネソタ行きもこの優秀な友人達が支えてくれるだろうと私も心強く思っている。
初めてのサマースクール、きっといろいろあるに違いない。でも、彼のことだから誰よりも天真爛漫に楽しんでくることでしょう。

いつも、何かしら口論になる母と息子、
いないとホッとしてはいるが、とてもさびしい息子の声が耳に残る。
元気で楽しく学んできてね。そして一緒に行ったみんな無事に帰ってきてね～